2016年11月28日 (月)

現実を考える

  総合全国大会も無事終了しました。   生涯学習関係の集まりも大勢の方々に参加頂き、共に 報告頂いた方々、適切な指導助言を頂いた先生方に深く 感謝しています。 優れた事例報告は、参加された視聴覚センター・ライブ ラリー関係方々にとっても、有意義な内容であり参考 になったかと思っております。 後日、大会の詳細報告については、時報やWEBサイト等で お知らせする予定になっています。 振り返って、ここ何年かの全国大会紀要を眺めてみます と、似たようなテーマや切り口からの主題で話し合いが 行われきているような気がしてならないのです。   むろん、今日的な教育メディアに関する取り組みとし てICTと融合したメディア利用と言う視点や方向性は これからの視聴覚センター・ライブラリーのあり方を考 えるにあたり不可欠な課題であり大いに役立つと確信し ていますが・・・。  さて、大会話から、厳しい...

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2016年10月23日 (日)

連携

  ご存知の事ですが、毛利元就が三人の子に、結束の重要性を三本の矢に例え、矢は1本では簡単に折れるが、3本束ねると折ろうとしても簡単には折れない。同じように一族も結束して強靭に生きよと説いた教訓がありますね。   連携:お互いに連絡を取り合って物事を行う事 【広辞苑】   この言葉は、いろいろな場面で使われていますが、その意味を考えてみると、いささか、反省の余地があるような気がするのです。   偏見毒舌で恐縮ですが、組織や団体が(むろん全視連も含めて)“連絡をする”つまり情報発信をする事は、インターネット社会の当世、誰でもどの組織でも考え、行っている事でしょう。   だが、“お互いに”“取り合って”となると、どうも、そう上手く行っているようには思えないのです。   例えば、このブログを例にしても、情報を読んでいる方は僅か...

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2016年9月28日 (水)

メディアと地域社会

 “暑さ寒さも彼岸まで“と言われますが、今日も気温は28度を超え、真夏並みの蒸し暑さの中で、まもなく9月も終わり、秋たけなわの10月を迎えようとしています。 誠に恥ずかしい話ですが、サボりにサボりを重ね、2か月近くの空白を作ってしまいました。(お詫びいたします) さて、再開にあたり少し大胆な提案をしてみたいと思うのです。 と言っても、只の空論ではなく、実際に提案に近い活動をしている所もあるという事を念頭において愚論をお読み頂ければ有難いのです。  視聴覚センター・ライブラリーのあり方について、調査研究等を通して、検討されていますが、これからの視聴覚センター・ライブラリーのあり方を考えるひとつのヒントとして、学校教育や社会教育施設等への教材提供や研修機会の提供機能等は当然ですが、そこに留まらず“メディア・コミュニティ”の拠点として機能するという考え方はできないだろうかと思っているのです。  ...

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2016年7月29日 (金)

ゴミと宝

以前、「記録映画・むかし」と言うテーマで書かせて頂いた、昭和の中頃、地方の小さな町が制作した16ミリ映画の話をもう一度考えて見たくて取り上げてみました。  この映画は、江戸時代、この地方にあった大きな湖を干拓して新しい村や広大な農地を作り出した歴史を映画化したものですが、その結果として変化している町の様子や、暮らしそして仕事の様子(半世紀以上前)も描かれています。  江戸時代の干拓の経緯が学べる事は勿論ですが、半世紀以上前のわが町の情景や産業、人々の暮らしの映像は、本編のテーマは異なるのですが、今と言う視点から見ると貴重な映像資料となっているのです。  今、多くの視聴覚ライブラリーから16ミリ映画フィルム教材や録画テープ教材の廃棄届が出されていますが、確かに映写機が使えなくなり、フィルムが老朽化して使用できなくなっているのは確かです。 だから、ごみ扱いで捨ててしまっていいのでしょ...

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2016年6月20日 (月)

ミニシアターの会

 まあ、筆者の偏見と時代遅れの考え方が、こんな意見を書かせるのだと思って読んでください。 と言うのも、最近のテレビメディアや様々なSNS等による情報発信は(このブログもそのひとつでしょうが)伝える方法や表現が、かなりインパクトが強くなっているような気がするのです。  伝わらなくては意味がありませんから、伝わるように工夫し努力されている事は十分に理解できますが、その対象者や受容者は、それなりの考え方や感情を持った人間ですよね。 情報発信者側の思いを、簡単な文字や画像表現で伝えようとしても、その考えが伝わらなかったり、まったく思ってもいなかった抵抗感や受け止め方をされる場合も出てきていますね。 筆者自身も、SNSを使ってのコミュニケーションで、自分の思いが伝わると錯覚した“独りよがり”コメントを発信し、誤解されてしまった失敗経験があります。 前説が長くなりましたが、実は、これからが本...

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2016年5月15日 (日)

「新教育映像普及事業」について

 実は、かつて、この教育映像普及事業は、国の施策として、映像教材の普及を図る事を目的とした助成事業として行われていたのです。  それが、教育メディアの変遷に伴い、映像教材普及助成事業は終わりを告げたのです。 現実的には、視聴覚センター・ライブラリーを始め、図書館や博物館、学校教育での映像教材利用は終わったのではなく、むしろその利用は普及し定着しつつあった時代であったと言えるかもしれません。  しかし、どこの視聴覚ライブラリーや図書館博物館等でも、なんらかの後押しがなければ、なかなか新しい教材を購入する予算はつき難いと囁かれていたものです。  そこで、考えたのが“新教育映像普及事業”と言う事業名で、全視連が各映像教材製作販売会社の協力を得て、質の良い映像教材(例えば、国の選定作品や映像教材コンクール入賞作品)を選んで推薦し、その利用効果を利用者の視点から調査しまとめて頂き、映像教材製作販売会...

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2016年5月 5日 (木)

伝える努力

旧聞で恐縮ですが、「戦後70年」に当たる昨年夏休みに、ある小学校を会場に、地元の先生方が主催する「戦争と空襲を語る会」が行われた時の話です。 ベテランのA先生が「東京大空襲」について資料を示しながら、空襲の恐ろしさを話していましたが、さすがに、資料の使い方も話術が素晴らしく、焼夷弾攻撃で家を焼かれ、その炎の中で焼け死んだ子供の話になると、涙ぐんでいる子もいました。 会場には、米軍のB29の写真や、空襲で燃える町の写真、空襲で投下された本物の焼夷弾の薬きょうや古びた防空頭巾、防空壕の子供達の写真、そして当時の教科書等なども展示してありました。 空襲の様子や戦争中の生活に関する資料を多く集められた努力には頭が下がりました。 それだけに、戦争や空襲の語り聞かせをするために、どんな工夫や苦労をされたか、聞いてみたくなりました。 なぜなら、語り聞かせるA先生自身は、戦争を体験されているわけではないの...

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2016年4月 6日 (水)

利用するための自作映像教材

  新年度が始まりました!今年も宜しくお願いします。 さて、今回は地域の自作映像教材の話ですが、以下述べる事例は、視聴覚センター・ライブラリーそれぞれ事情が異なりますから、どこでも同じにできると言う事ではなく、こんな事例もあると言う話とご理解ください。 いくら素晴らしい自作地域映像教材でも使われなくては何の意味もないと思うのです。 つまり、最初から使うことを前提に作らなくては視聴覚センター・ライブラリーが自作する意味がないと思うのです。(趣味で作る映像作品は別次元の話ですがー。) ある視聴覚ライブラリーの話ですが、自作ありきではなく、まずどんな映像教材があったらいいか、地域の学校教育や社会教育関係者さらには広く行政担当者や団体関係者と話し合い協力関係を作って映像教材を自作していたそうです。  例えば  「ぼくたちの修学旅行=小学校=」「みどり色の旅=中学校=」 地域内の小中学校の...

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2016年3月25日 (金)

30分で届けます!

30分で届けます!   と言っても、飲食店の出前の話ではではありませんよ。  仮にAライブラリーとしておきますが、このライブラリーは、教材貸出の申し込みがあったら、教材を30分以内に希望する学校や社会教育施設、或は集会所等へ配送するというやり方をして成功したと言う話です。  まさか!!と思いますよね A地域は、小中学校が合わせて12校、幼稚園保育所6施設、公民館等2施設合わせて20施設が対象の小さな視聴覚ライブラリーで、担当者は、ベテラン教員1名と若い町職員1名で、週2回各学校や施設を回る定期巡回サービスと、不定期サービスを随時行っていたのだそうです。 “小規模だから出来るんだよ!“言ってしまえばそれまでですが、しかし、形式にとらわれない担当者の知恵とやる気そして行動力が見られるような気がするのです。  “30分で届けます“とは、前述の不定期サービスなのだそうです。 多くは、週2...

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2016年3月11日 (金)

実例が語ること

 別に怠けていたわけではないのですが、1か月以上ご無沙汰してしまいました。  まあ、本音を言えば、書きたいことは山ほどあるのですが、公的なブログでは、どうしても書けない場合もあります。  ところが、かつて日本でも最先端と言われながら僅か3年余で消えて行ったC県のT市教育放送センターに関わった方々が、その活動記録が残っていないのに気づき、資料の収集や、関係者からの聞き取り調査等を行い、記録として残そうと自主的な活動を行っている事を知り最近の流行り言葉ではないが、次世代へ語り継ぐ努力の大切さを感じました。  よくこのブログでも、書いていますが、“過去“と言うのは、現在や未来を考える”きっかけ“になると思うのです。  自慢話ではなく、やはりしっかりと語り継ぐべきことは書き残した方が、これからの教育メディア利用を考えるヒントになるのではないかと思うのです。  そこで、やはり消滅してしまいましたが筆...

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